Trans scale / トランススケール

exhibition / 2011

東京のICCで開催されたキッズ向けの展覧会。トランススケールというタイトルは、各作家独自の<ものさし>を見ることで、新しい世界の捉え方を発見できるような展示となることを意図した。
大きなワンルームの空間に3人の作家がエリアごとに展示され、それぞれの作品を行き来したり、全体を見渡しながら、異なるスケール感覚を体験することができる。
画角というものさしをテーマとした鳴川肇氏の<平行カメラ>、1/100の小さな人や建物の模型で街並を再現した寺田尚樹氏の<1/100の世界>、黄金比である大小の円形でつくられたクマの顔を使って、アニメや貼り絵を制作できる野老朝雄氏の<kumapon(g)>。三者三様の展示は、いずれも来場者が作品に参加することで、純粋に楽しみながら新しいスケールを体感することができる。

Principal use : exhibition
Building site : Tokyo / ICC (NTT InterCommunication Center)
Collaboration : Naoki Terada + Asao Tokolo + Hajime Narukawa
Produce : ICC / ICC kids program 2011
Planning : POINT
Construction : POINT
Completion : 2011